旧盆でご先祖様にウートートー
沖縄のお盆、皆さんはどのように過ごしましたか(?_?)
沖縄のお盆は旧暦で行われるので、ほとんどの年が本土のお盆の後に行われます。
今年はつい先日、でした。
お盆にはお迎えする日のウンケーと、お送りする日のウークイがありますが
沖縄生まれの私ですが、色々な伝統行事を身近に感じるようになったので、
今だに(!?)、ウンケーとウークイを言い間違えます(笑)。
なので「お盆初日」「中日」「お盆最終日」に置き換えて、予定表に書き込んだりしてます(^_^;)
さてお盆の最終日ウークイの日、私たち家族の場合は・・・
夕方頃、ジィジバァバの家に行き、まずはトートーメー(仏壇)に線香を立て
「ご先祖様に会いにきました、この世にお戻りになられたご先祖の皆さま楽しまれていますか?」の気持ちでウートートー(手を合わせる)。
ご先祖様の夕飯の準備を手伝ったり、皆でテレビを見たりして時間を過ごし、頃合いをみて、
ご先祖様に捧げた夕飯を皆でウサンデー(捧げ物を頂く)します。
皆のお腹がいっぱいになり、まったりとした時間が流れてしばらくすると、
ジィジが「そろそろかなぁ」って感じで、ご先祖様をあの世へ帰す準備を始めます。
(地域によっては夜中の12時前じゃないとダメ。とか色々あります)
そして毎年、「あれ?何だっけ?」が始まり、
「年に一回だから忘れるさぁ」と言いながら、
あーでもない、こーでもないと準備をし、
ご先祖様を送る為に、皆でウートートー。捧げ物を燃やします。
(捧げ物の燃やし方も地域によって色々です)。
燃やす時に出る煙で火災報知器が鳴らないか、毎年ドキドキです(笑)
燃やした物は玄関の外に出し、ご先祖を最後まで見送り、ウートートー。
「はい、今年も無事に終わりました。お疲れ様〜」と言って、バァバは捧げ物の果物を分けてくれます(^o^)
ご先祖様の存在に改めて感謝するお盆、ずっと伝えていきたい大切な伝統行事です( ´∀`)
世代を超えて伝えてゆきたいことは、他にもまだまだ沢山ありそうだなーと、思います。
Post By ともこん